【菊芋の美味しい食べ方】とろりん食感 想像を超える美味しさでやみつきです

菊芋ってご存じですか。

見た目は生姜と非常によく似ていますが、全くの別物。

黄色い花を咲かせる植物の根が肥大化したものなのだそうです。

お味はれんこんのような味、香りはほんのりごぼうに似ています。

生のままでも食べることができ、しゃくしゃくとした食感で癖もなく食べやすいです。

日本では健康食品向けに栽培が行われていますが、最近では産直直売所でもよく見かけるようになりました。

先日、長野県に住んでいる友人がリンゴと共にこの菊芋を送ってくれました。

友人曰く「素揚げにするととろりとして美味しいよ」とのこと。

早速試してみたところ、想像をはるかに超える衝撃的な美味しさ。

今年2021年の中でもナンバーワンの発見になりました。

レシピというほどの物でもありませんが、本当にお勧めなのでご紹介します。

菊芋おすすめ【素揚げ】の作り方

材料…生の菊芋、菜種油、天日塩。

①菊芋をきれいに洗う

タワシなどできれいに洗います。節の間に土が溜まっていることが多いです。節をぽきっとカットすると作業がしやすいです。

皮は特に癖もないので剥かなくて大丈夫。皮ごと一口大に切ります。形が不揃いなので大きさはお好みで。

②油で揚げる

低温(160℃くらい)に熱した油に入れて、時々かき混ぜながらこんがり揚げ色がつくまでじっくり揚げます。揚がったらキッチンペーパーの上にあげて油をきります。

③食べる

お好みの塩を少々つけていただきます。

カレー塩、山椒塩、抹茶塩など、色々とアレンジをして楽しめると思います。

塩をつけずにそのままでも十分美味しいです。私はそのままが好みです。

菊芋の素揚げ バリエーション

菊芋の素揚げ、とっても美味しいので残ることは想像しにくいのですが

(むしろ食べ過ぎないように自制するのが大変です)

たくさん揚げて別メニューにするのも`あり‘です。

甘辛の砂糖醤油で絡めればお惣菜風に。

バルサミコ酢で和えればイタリアンに。

マカロニの代わりにグラタンの具にしてもとっても美味しいですよ。

菊芋は翌日も美味しさが続く

驚くべくことに、翌日食べてもとろける食感は健在で変わらぬ美味しさでした。

一般的に翌日の揚げ物はフライドポテトなどでみられるようにパサついてしまうことが多いと思うのですが

この菊芋の素揚げは翌日もパサつきなしです。

どこまでも素晴らしい菊芋。

せっかくなので菊芋の効能についても調べてみました。

菊芋の効能・栄養は

「イモ」という呼称がついていますが、菊芋にはほとんどデンプンが含まれません。

カロリーも100gあたり34.9kcalとじゃがいも(76kcal)、さつまいも(140kcal)など他のイモ類より低カロリーです。

さらに菊芋に含まれる水溶性食物繊維「イヌリン」には「天然のインスリン」といわれる水溶性の食物繊維です。

糖質の吸収を抑える性質があり、食後の血糖値を下げる効果および身体の糖化・老化を防ぐ効果があるとされています。

ただ、このイヌリンは摂り過ぎるとお腹が緩くなったり、胃腸にガスがたまって膨満感を感じたりすることもあるといわれています。食べ過ぎには注意しましょう。

そのほか、ナトリウムを排泄し血圧を下げる効果があるカリウムも豊富に含んでいるため、血糖や血圧が気になる方におすすめの食材です。

【菊芋の美味しい食べ方】まとめ

見た目は生姜にそっくりで、使い方もよく知られていないし主役になりにくい感じの菊芋。

でも、ぜひ素揚げを試していただきたい。

他の食材ではまねできない、とろりんとした食感に夢中になることでしょう。

そしてこの`とろりん‘は揚げ立てのみでなく翌日も続くのです。

しかも他のイモ類のような「カロリー大丈夫かしら」という罪悪感はほぼなく、糖質の吸収を抑える働きもあるという嬉しい成分も。

これからは菊芋を見つけたら喜んで即買うことになりそうです。

信州つながりの食材でこちらも美味しくておすすめです。

手作り味噌も簡単で美味しいですよ。

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