家のリビングから庭を眺め、ゆったりとした時を愉しみたい。
そのためにはプライバシーを守ることも大事な要素となります。
我が家の庭の奥には田んぼが広がっていますが、その先は県道が通っており車の行き来も絶え間なく走っています。
こちらの土地へ越してきて知ったのですが、田んぼでの作業って1年中あるのですよね。
機械が入る賑やかな感じなのは田植えの時期と稲刈りの時期だけかと思っていましたが
草刈りや田起こし(というのでしょうか?)で色々な機械が入ってきて、音もさることながら意外と長時間なので目線も気になります。
外からの目線を遮ると同時に、リビングにいる時の自分の目線からも敷地外の様子や車通りを遮りたい。
そのために必要な塀の高さとはどれくらいなのでしょうか。
我が家の塀を作るにあたって検討した目隠し効果がある塀の高さ、そしてリラックスできる自然素材の塗装についてお伝えさせていただきます。
塀の高さ プライバシーを守れる高さとは?
我が家の場合は外構は後回しだったので住みながらゆっくり検討することができました。
高さの決め方は、アナログな方法ですが実際に4mほどの長さの竹を用意し、塀を作る予定の場所に刺して立て、180cm位の高さから順に20cm間隔であかいテープを貼って印を付け、どのくらいの高さであればよい塩梅で上記したようなプライバシーを守ることができるかをリビングから見てシミュレーションしてみました。
結果、我が家の場合は地面から250cmの高さがよさそうだという結論に至りました。
あまり塀が高すぎると逆に空き巣などの心配は出てきますが、それでもプライバシーを守り寛げる場にするためには譲れません。
また、高さを出すことで強度面で不安がありましたので、その点は外構屋さんと相談しプロにお任せしました。
塀の色・材質
見積の段階では塗装料込みだったのですが
外構屋さんと相談させて頂き、使用する板を自分で塗装することにしました。
まず材木屋さんが直接我が家に木材を搬入し、こちらで塗装し、完了したところで外構屋さんに施工をお願いするという流れです。
材質は?
木材の材質は杉。赤身が傷みにくいという情報を得ましたので、赤身でお願いしました。
私のイメージでは日本家屋によく見られる黒色の塀が好み。
塗料は?
できるだけ自然の風合いを出せる天然の塗料を探しました。
キシラデコール エボニ
が一番イメージに近かったのでこちらに決定しました。
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DIYで塗装開始
塗装は耐久性を考えて2度塗りすることにしました。
妹に手伝ってもらいいよいよ塗装開始です。
2m50cmの杉板を130枚+α。
せっせと塗っては移動させる作業を繰り返しました。
想像以上に大変で腰も痛くなり疲れましたが、1回目の塗装はなんとか終了。
8月の作業でお天気もよかったのでキシラデコールも翌朝にはすっかり乾いていました。
2日目は早朝から私一人で塗装していきました。
乾かすために地面に並べてあるところへ塗っていくので(下に段ボールを敷いてあります)、
板を移動させる手間はなくなりその分楽に感じます。
表面が塗り終わることに妹が来てくれ、一緒に板を返して裏面も塗り、塗装作業終了です。
塗装するうえで気を付けること
実際にキシラデコールを使用してみて気づいた点があります。
よく混ぜる
缶に入っている液体は下の方が濃くなっているようです。
まずは缶に入ったままの状態で缶を左右上下に動かして液体を動かしよく混ざるように念入りにした方が良いです。
私はよく混ぜたつもりでしたが、実際塗っていくと後半になるにしたがって補充する液体が濃くなっていきました。
塗る道具
刷毛やタオル、スポンジと色々と用意し使ってみましたが、スポンジ状の刷毛が一番楽でむらなく綺麗に塗ることができました。お勧めです。
【外構】塀の高さとDIY塗装 まとめ
外壁を板塀で作る良さと塗装についてお伝えしました。
全て外構屋さんにお任せしてしまえば楽かもしれませんが、板の塗装を自分で行うことができれば自分好みの色合いにでき、また費用面でもかなり削減できます。
労力はかかりますが要領を得ると作業効率もアップしどんどん進みますよ。
塗装顔料はキシラデコールがおすすめ。自然の風合いを残しつつ木材を守ってくれます。
1度塗りよりも2度塗りをしておくと耐久性も上がり、次回塗るまでの期間を開けることができます。
この先はプロの外構屋さんにお任せし、いよいよ塀となっていきます。
タイルデッキについてはこちらをご覧ください。
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