真鍮が好きです。
和風にも洋風にもしっとりと馴染む佇まい、そして経年変化していく様…
わびさびにも似た風情を感じて、ただそこにあるだけで落ち着きや愛着が湧いてきます。
また、素材の持つ風合いが柔らかく、光沢も優雅に感じます。
真鍮は使えば使うほど表面が酸化し、独特の味わいが出てきて、生活に馴染んでいく素材だともいえます。
我が家を建築するにあたり真鍮で作られたモノたちをお迎えしたいと考えていました。
私が候補に選んでいた真鍮メーカーは3社です。
私が選んだ真鍮メーカー
- TAiGA Lamp
- FUTAGAMI
- IRRE
では具体的に1社ずつご紹介していきましょう。
真鍮照明 TAiGA Lamp(タイガランプ)
2004年から小さなレ−ベルの展示会などを行う会社として立ち上がったメーカーです。
照明の人気に伴い2017年から愛知県日進市にてTAiGA Lampの製作だけに専念されています。
完全受注生産のため納期がかなりかかります。私が注文した3年前の当時で6カ月待ちでした。
こちらのTAiGAさんは、住宅雑誌に掲載されていた建築家の服部信康氏が設計された住宅で使用されていて知りました。
在庫は持たず少人数で製作していらっしゃるのですが、当時も注文が殺到していたようで慌てて注文した記憶があります。
私の場合は建築中には間に合わない感じでしたので、住み始めてから取り付けて頂くことになっていました。
商品受け取り後工務店さんに連絡し、建築時に請け負ってくれていた電気屋さんが取り付けてくださいました。
一般的な大手の住宅用照明メーカーとは配線などの作りも異なる場合があるようなので、私は建築家に品番を伝え、確認の上発注しました。
TAiGAさんも「結線後に配線を壁に押し戻す必要があるため取り付けられない壁があるため設計・施工者の確認のうえ受注している」ということでした。
最終的に私が選んだ照明は2点。
玄関を入った正面左壁。シンプルなこちらの照明を選びました。
もう1点は玄関外の外構照明。
こちらは防雨使用です。
真鍮の表札 FUTAGAMI 生活用品も
表札の候補として挙がっていたメーカーです。
HPを覗いてみると表札のみならず生活用品全般を扱っていらっしゃるようで、どれもこれも欲しくなってしまいます。
こちらはHPのオンラインショップから注文ができます。
①フォントを選び
②文字加工を選び
③表面仕上げを選びます
真鍮素地をいかした「鋳肌」と酸化処理を施して黒く染め上げた「黒染め」。
どちらもそれぞれに味わいがあり素敵で迷いますよね。
表札のほかにも真鍮の日用品雑貨や照明器具などを作られています。
真鍮の栓抜きや鍋敷き。とても素敵。
鍋敷きも様々なデザインのものがあります。
照明器具も真鍮だと味わい深い佇まい。明かりをつけていない時でもペンダントライトの存在が部屋を豊かにしてくれそうです。
真鍮表札 IRRE
IRRE(アイル)は金属素材、レザー、アンティーク素材などを使用して、表札(ネームプレート)だけでなくアクセサリーやレザーコースターなども製作されています。
こちらも表札の候補として考えています。
FUTAGAMIさんと同じ真鍮の表札ですが、IRREさんの方は製品に手作り感といいますか可愛らしさがあるような感じがします。どちらも素敵なのでこれも迷うところです。
形も色々とあって可愛らしいですね。
文字数によってお値段が変わります(2022.2月 IRREホームページより)
10文字まで 7.500円(内税)
15文字まで 8.000円(内税)
20文字まで 8.500円(内税)
25文字まで 9.000円(内税)
30文字まで 9.500円(内税)
真鍮とも相性のよいレトロな雰囲気の石油ストーブもおすすめです。
我が家の真鍮照明 経年変化
新築してから3年が経ちましたので真鍮照明の様子をみてみましょう。
こちらは室内の玄関に取り付けたランプ。
内壁にもこだわりました。タイガーランプの照明とよく合っています。
こちらは外壁に付けた玄関横のランプ。
室内に設置した方の玄関照明はあまり経年変化は感じられません。3年以上経った今も金色の美しさを保っています。
これはこれで気に入っています。
一方、屋外の照明は最初の頃の金色ピカピカな光沢感がなくなってきました。落ち着いたマットな感じの金色になってきました。
室内と室外でやはり差が出てきますね。室外でも我が家のように軒下でなければもっと変化が進むのではないかと思います。
今後どのように変化していくのかとっても愉しみです。
【真鍮】照明・表札 経年変化 おすすめの真鍮メーカー3選 のまとめ
真鍮の照明や表札についてお薦めのメーカーさんをご紹介しました。
私は実際にTAiGA Lampさんの照明を購入し使用しています。この照明があるだけで家に趣がでて
とても気に入っています。
ペンダントライトや日用品も少しずつ真鍮の品を揃えていきたいと計画中。
表札は家が建ってから決めればいいや、と思いまだ決め切れていませんが、どちらにしてもとても素敵なので、じっくり時間をかけて自分の好みに合ったものを迎え入れたいと思っています。
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