タイルデッキ ウッドデッキ コンクリートデッキ どれにしよう?
わが家はタイルデッキを選びました。
新築してから早4年、閑散とした荒れ地の中庭を眺めながらどうするか考え続け出した結論です。
ですがわたし、建築計画中ではウッドデッキ一択でした。
なぜウッドデッキ一択だったのか?
わが家は木造の造りです。そしてリビングの床も無垢材。そのリビングからの延長線上にデッキを作るためにわたしの中ではウッドデッキが前提となっていました。
イペ材、ウリン材は耐久性も肌触りもよし。
用途としてはリビングの延長で庭を愉しみながら過ごせる場所があるといいなという想いです。
ウッドデッキをやめた理由
1番はメンテナンスの大変さです。
3年ほど前に庭の周りに木塀を作っていただいたのですが、費用面を考え塗装は自分たちで行いました。これが想像以上に大変だったことと、数年後にまた塗装をしていかなければいけないという憂鬱な想いが木製での外構をこれ以上増やすことにブレーキをかけました。
セランガンバツやイペ、ウリンなどの木材を考えておりましたので30年は大丈夫という情報もありますが、じゃあ30年後は?と考えるとわたし自身の身体も30年経ったときに(生きていたとして)メンテナンスや撤去をすることはとても大変なことのように思えたのです。
樹脂製デッキもあります。
メンテナンスの面ではよいのですが、見た目や質感に納得がいきませんでした。
HPやネットでの画像などで施工例を見ていた時は選択肢に入れてもよいかなと思ったのですが、
やはり前述のようにリビング繋がりで考えると床材が無垢材のため少し違和感を感じてしまいました。
また、床下に空間ができることがとても気になります。地面にコンクリートを施工すれば草が生える心配はないでしょうが、虫や動物が入り込む心配があります。現状の庭の様子から想像するに、きっと床下は蜘蛛の巣だらけになるでしょう。その掃除はどうしたらよいのか。
考えるだけでうんざりします。これではデッキでも寛ぐことはできないでしょう。
そのような流れの中で心の中で脚光を浴び始めたのが石材でつくるデッキでした。
コンクリートデッキはどうでしょう?
タイルデッキのことを調べ始めたとき、ふと、タイルは貼らなくてもいいのでは?という考えが浮かびましたので調べてみました。
もともとコンクリートやモルタルが好きで、玄関やアトリエの床はモルタル仕上げでお願いしています。玄関外のたたきも同様。そういえばわが家、タイルは全然使っていません。
デッキだけタイル仕上げにするのもなんだかなぁと思いました。
まずコンクリートだけだったらどうでしょう。早速調べてみましたが、コンクリートって雨風があたる外部では徐々に黒ずみが目立ってくるようです。きっとそうならないような施工方法をすれば防げるのでしょうがはっきりとわからず、経年変化が残念なので却下です。
カラーコンクリートというものもあるようで、これはかなり心が動きました。
こちらの素材カチオンミックスも使い勝手がよさそうです。
わたしの好きなグレー、そして黒もあるようです。わが家の外観にもしっくりきそうです。
ただ、これも経年変化を考えると、雨風が終始当たり続ける場所ではひび割れ等が起きやすいという懸念がありました。あと、これは職人さんの腕次第なのかもしれませんが、色むらが出る可能性があるとのこと。運に任せてせっかくのデッキにがっかりしたくありません。
タイルデッキのメリット3つ
ここではわたしが4年間考え続けてタイルデッキに決めた理由となった魅力をご紹介します。
1.耐久性が高い
コンクリートの上にタイルを貼るという造りであるため、耐久性が高いといえます。
コンクリートデッキと比較すると表面のひび割れの心配もかなり少ないように考えられます。
耐久性が高いということはメンテナンスの面でも優れているということ。
ウッドデッキのような数年ごとの塗装もいりません。30年後に朽ちて撤去する懸念もありません。
2.掃除が楽
雨風にさらされるデッキは汚れます。
でもタイル面なので、水をかけてブラシ等で軽くこするだけで基本的な汚れは落とすことができます。
気兼ねなく時間もかけずに掃除ができることは気持ちの面でもメリットは大きいです。
3.デザイン自由度が高い
タイルの種類は膨大にあります。色、形、質感、大きさ。ものすごい種類ですし、組み合わせ方を変えてデザイン性をさらに上げることもできます。
時に色の選択幅が広がるのが大きなメリット。家の外壁の色に合わせてみたり少し変化をつけてみたりすることもできるので、あれこれ想像して試して選ぶ楽しみもあります。
ウッドデッキやコンクリートデッキを上回るデザイン自由度の高さがあるのも魅力のひとつなのです。
まとめ
ウッドデッキ一択の考えだったわたしが4年間考えタイルデッキに決めるに至った理由とメリットをご紹介しました。
これから本格的に施工に取り掛かりますのでまたお伝えできたらと思っています。
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